
自然卵「歩荷」は、遺伝子組み換えを行なっていないポストハーベスト無農薬の原料を厳選した
安全な自家配合飼料のみを使用し、特殊成分の添加や薬剤の投与は一切行っていません。
養鶏を行っていく上で「最も大切なこと」、何だと思いますか?
私たちが続けてきた「最も大切なこと」。
それは、「衛生的な飼養環境を継続すること」。つまり、「農場内をいつも清潔に保つこと」。
簡単に言えば、「掃除を徹底すること」に他ならないと考えます。
基本は毎日の掃除ですが、雛入れ前の鶏舎の洗浄は、いつものことながら実に大変な作業。
「鶏糞出し」の終わった歩荷農場1号棟では、3月19日の雛導入に向け、洗浄作業が大詰めを
迎えています。
清潔な環境を維持してこその「放し飼い」。
歩荷農場には、悪臭やハエ、ネズミの発生など養鶏公害は一切ありません。「食の安全」と
「鶏たちの健康」は、地道な清掃作業の継続によって成り立っているのです。
1月に「鶏出し」を済ませ、空棟になっている歩荷農場1号棟では、提携農家さんたちによる「鶏糞出し」の作業が進んでいますが、最近は、作業スタイルにも個性が際だち・・・。
こちらは、近所の農家の親父さんの部屋。10㎝ほどの層になって堆積している鶏糞を鍬を使って手作業で砕き、4~5日かけてカキガラや肥料などの袋に詰めて運び出します。
お馴染み尾張旭の「よもぎ農園」さんは、今回より小型耕運機を導入。作業の効率アップに成功し、約1日で1部屋分を見事に完了です。
一方、こちらは「高須農園」さん。
突然トラクターで登場したかと思ったら、1時間ほどで4部屋分の粉砕終了。
何と1部屋15分 ??? 「早やっ !!」。
歩荷農場では、年に何度か自主的に飼養環境や卵についての細菌検査を行なっています。
先日、農大実習生の研修の一環として、巣箱周辺の「環境細菌検査」を実施しました。


鶏舎の埃と巣箱内の卵に対して、滅菌綿棒による拭き取りを行い、寒天培地へ塗布します。寒天培地は、DHLとデオキシコレートを使用し、培地にコロニーが検出されるかどうかでサルモネラ菌群および大腸菌群の汚染状態を検査します。


結果は、サルモネラなどの悪い細菌の汚染は見られず、産卵環境の衛生状態が良好に保たれていることが再確認できました。
あと数日で、農大実習生鳥居くんの研修が無事に終了。40日間、本当にお疲れさまでした。
今年から我が家では、いつもよりたくさんの鶏糞が必要になります。
そこで、1号室から4号室までの「鶏糞出し」をお任せしている「高須農園」さんの作業に便乗させていただくことに・・・。
前回の「鶏糞出し」から重機を使っての作業にグレードアップ。
さすがに早い !! そして、パワフル !!!
「高須農園」さんの2t ダンプと我が家の軽トラダンプ、仲良く並んでがんばります。
室内で重機が作業できるよう餌のトイを外したり、運び出す前に鶏糞を細かく砕くためトラクターを掛けたりと事前の準備は必要ですが、何と4室の「鶏糞出し」を1日(実働4~5時間)で完了しました。
我が家の鶏糞は、もちろん・・・。
今年、出来の悪かった「なたね畑」に投入です。
湿気が多く蒸し暑い梅雨時。
田んぼに囲まれた歩荷農場では、どうしても大量の蚊が発生します。中でも鶏にとって注意しなければならないのは「ヌカカ」。非常に微小ながら鶏を吸血するばかりか、病気を媒介することも。一般的には、蚊取り線香と同じピレスロイド系の薬剤を使用すれば、ある程度容易に駆除することも可能です。
しかし、薬剤を一切使用しない歩荷農場では・・・?!
このような捕虫器を使用して害虫駆除するとともに、農場周りの虫の状態の把握に努めています。捕虫器の名称は、文字通り「モス・ゲット」。
近紫外線波長を夜行飛来性害虫の誘引光源として使用し、近づいて来た虫たちを円筒部内のファンによる気流で逃さず捕虫袋へ捕捉します。蚊や虫の入った捕虫袋を半日ほどバケツの水に浸け込み窒息させるため、薬剤を使用したり、バチバチと騒々しい音を立てることも無く駆虫することができ、鶏舎内の快適な環境維持に効果を発揮しています。
現在、歩荷農場では、毎晩6台の「モス・ゲット」がフル稼動中です。
昨年から全国的に多発している「鳥インフルエンザ」に起因して、半年近くも鶏たちを外で遊ばせてやれませんでしたが、ようやく屋外へ「開放」してやることができるようになりました。
鶏たちを「開放」してやるにあたっては、今年の初めに降った雪で破れてしまった防鳥ネットを、野鳥などが侵入しないように全て張り直します。これで、スズメ1羽たりとも入ることはできません。
「放し飼い」といってもただ単に外へ出せば良いというものではありません。
鶏たちが、危険な外敵や病気のリスクから守られる安全な環境をしっかりと整えた上で、自由にのびのびと過ごせるよう「開放」してやることこそが、私たち自然養鶏家の最も大事な使命だと考えます。
昨年より、全国的に急増している「鳥インフルエンザ」の危機。
残念ながら絶対といえる対策はありませんが、できる限りの努力は続けていかなければなりません。その一環として、歩荷農場では、愛知県西部家畜保健衛生所の「鳥インフルエンザ」モニタリング検査に賛同し、本年4月から来年3月までの1年間にわたり、月1度の「鳥インフルエンザ」検査を実施することにしました。
昨日、第1回目の「鳥インフルエンザ」検査を実施しました。
本年度担当の尾関さんと美濃口さんが、①血液の抗体検査、②喉(気管)とおしり(肛門)の粘膜におけるウイルス分離検査を実施してくださいました。
消費者の皆様に ”少しでも多くの安心をお届けできるよう” 今後、検査結果もその都度公開していきます。
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