自然卵「歩荷」は、遺伝子組み換えを行なっていないポストハーベスト無農薬の原料を厳選した
安全な自家配合飼料のみを使用し、特殊成分の添加や薬剤の投与は一切行っていません。
「秋の雛鶏」たちが、歩荷農場へやって来て3ヵ月。
みんな立派な若鶏になりました。
ここでの暮らしにもすっかり馴染み。
食欲も全開です。
気難しさは相変わらずですが、何と言っても元気が一番。
自ら巣箱の部屋に入って、本日のお勤め。
こちらの部屋では、仲良く(?) 寄り添って・・・。
毎日、活力溢れる健康な卵を産んでくれます。
ここ「隔離棟」は、調子の悪い鶏の療養施設です。
とは言っても、歩荷農場では病気の発生がとても少ないので、そのほとんどがケガばかり。
止まり木から落ちて脱臼、給餌ラインに足を挟んでのケガなどその種類は様々。
とにかく動けなくなったり、出血した場合は、見つけ次第隔離します。
また、鶏たちの世界は階級社会のため細かく序列が決められており、ボス戦などのケンカや
イジメも激しく、出血するような生傷も絶えません。我が家では、鶏たちの世界に人為的な操作
を行わない主義なので、これは放し飼い故の仕方なき現実と考えます。
「隔離棟」でケガを直し、精神的にもリフレッシュした鶏たちは、またすぐに自分たちの世界へ
帰っていかなければなりません。
「春の雛鶏」たちがやって来て、1ヵ月と10日。
どうやら歩荷農場の暮らしにも慣れたようで、皆一回り以上大きくなりました。
まだまだ鶏冠(とさか)も可愛いままですが、あとしばらくで小さな卵を産み始めてくれるはずです。
今日、「春の雛鶏」たちが歩荷農場へやって来ました。
1月中旬から昨晩まで続いていた雛導入の準備作業もようやく終わり、”ほっと一息”。
鶏の銘柄は、ゴトウの「もみじ」。国内シェア、わずか6%の貴重な純国産鶏です。
昔の「もみじ」は、穏やかで飼いやすい性格だったそうですが、最近は育種改良の反動なのか
気性も激しく、とても神経質。飼育には、細かい気遣いとかなりのテクニックが必要となります。
一方、赤玉の一般銘柄(シェア90%以上)である「ボリスブラウン」などは、外国産鶏を主体に
多くの鶏種を交配した雑種ということもあり、驚くほど穏やかな性格でとても飼いやすい鶏です。
(歩荷農場では、以前「ボリスブラウン」を飼育していました。)
では何故、歩荷農場では、飼育に必要以上の手がかかる「もみじ」という銘柄にこだわるのか。それは、純国産鶏であるという意義以上に、私たちの知る限りにおいて、卵質、肉質ともに抜群に優れているからです。
生産者として妥協することなく、”納得できるもの作りを行う” ということは、容易なことでは
ありません。
「元気いっぱい」の雛鶏たちと共に、また新たな暮らしが始まります。
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