放し飼いの安全でおいしい卵、祖父江の平飼い自然卵「歩荷」。生産農家から産みたて自然卵を直送いたします。

養老山脈をかなたに望む祖父江の大地を元気に踏みしめ、光と風を感じて育った健康な鶏たちの自然卵です。

歩荷 祖父江の平飼い自然卵

電話番号0587-97-7677 (AM10:00~PM5:00 年中無休) ファックス番号0587-97-7677 (24時間受付中)

自然卵「歩荷」は、遺伝子組み換えを行なっていないポストハーベスト無農薬の原料を厳選した
安全な自家配合飼料のみを使用し、特殊成分の添加や薬剤の投与は一切行っていません。

「かけがいのない安心は、自由にのびのびと暮らしている鶏たちからのとても貴重な贈り物です。」
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■ 自然卵農家の農村ブログ 「歩荷の暮らし」 ■

「タワラマゼラン 種芋-2022」

2022/09/03

秋植えジャガイモ「タワラマゼラン」の種芋が長崎雲仙から届きました。

でんぷんの含有量が少なく、ほくほくとした食感でありながら、ねっとりなめらかな口当たりで、加熱すると甘い香りが漂い、さつまいもや栗のように甘みが強くなるのが特徴。

 

 

ジャガイモの個人育種家、長崎の俵正彦氏が作り出した有色ばれいしょ「アップルポテト」の一種で登録品種(グランドペチカの変異種)です。

 

 

皮は黒紫色で緑色化しにくいので芽に含まれる毒素のソラニンが少ない上に、病気に強く土壌消毒の必要がないため、無農薬自然派栽培に好適な希少品種。

種芋も入手しにくいことから、“奇跡のジャガイモ” と言われています。

 

 

秋ジャガは、あまり早く植え付けると暑さで種芋が腐りやすいので、もう少し涼しくなるのを待ってから、秋晴れの週にそのまま切らずに植え付けます。

「秋雛導入準備 ②-2022」

2022/08/26 飼養管理

鶏舎の高圧洗浄も完了し、湿っていた床の状態も程よく乾いた歩荷農場1号棟。

 

 

導入準備も後半に入り、そろそろ敷料となる「もみ殻入れ作業」を進めなければならないのですが、時折やって来る一時的な豪雨と猛暑対策の屋根散水が仇となり、侵入経路の運動場が泥濘状態。
こんな状況では軽トラダンプが運動場に入れないので、もみ籾をすくい上げるボブキャットも使用できません。

 

 

仕方がないので、手作業でもみ殻をビニール袋に入れ鶏舎の通路まで運んでから、各部へ間配りすることになりました。

 

 

鶏舎の床に敷料として敷き詰め含気層を作るという土壌管理において最も重要な作業です。

 

 

過酷な1日でしたが、スタッフの努力で何とか完了することができました。
これでようやく、給餌ラインの復旧作業に取り掛かれます。

「スターオブデイビッド 収穫-2022」

2022/08/20

8月下旬の「まいふぁーむ」第二圃場。

猛暑に強いオクラの収穫が続いています。

 

 

今年初めて栽培した「スターオブデイビッド」という珍しい品種のオクラ。

 

 

別名 “ダビデの星” 。
名前の由来は、輪切りにした時の小口が星形をしているから。

 

 

イスラエル原産の伝統野菜。
固定種なので自家採種でつないでいきます。

 

 

沖縄産の「島オクラ」は採種用の株だけ残し、そろそろ収穫を終えましたが、赤オクラの 「バーガンディ」はまだまだ “元気いっぱい” です。

「マクワウリ 収穫-2022」

2022/08/15

8月中旬の「まいふぁーむ」第二圃場。
愛知、岐阜、奈良、滋賀などで、伝統野菜として栽培されている「マクワウリ (真桑瓜)」を収穫。

 

 

作ってはみたものの食べ頃、食べ方が今一つ分からない・・・笑。
農業 “あるある” ですね。

「秋雛導入準備 ①-2022」

2022/08/14 飼養管理

6月下旬に無事「鶏糞出し」が完了した歩荷農場1号棟では、秋雛導入に向けての地道な準備が続いています。

 

 

猛暑の中、鶏舎の高圧洗浄も順調に進んでいます。

 

 

今回は、さらに作業効率を高めるため、3台の高圧洗浄機を駆使しての作業です。

 

 

隅々まで洗い流して新築の美しさを取り戻した築19年の鶏たちの棲家。

秋の大雛導入に向け、準備作業はまだまだ続きます。

「飼養衛生管理 ②」

2022/08/12 飼養管理

「飼養衛生管理マニュアル」に基づく、家畜を飼養する者が行ってはならない禁止事項。

1.衛生管理区域外の家畜(鶏等の家禽類)等の取り扱い禁止。

① 家畜(家禽)を飼養する場合は、衛生管理区域を設定し、決められた管理区域内でしか取り扱いを行ってはならない。
② また、衛生管理区域内においては、種の異なる複数の家畜を混飼いしてはならない。
③ 家畜(家禽)の飼養従事者は、管理区域内はもちろん管理区域外でも他の家畜(家禽)や野生動物に接触してはならない。

④ 野生動物の捕獲等に従事している者、野生動物に接触した者は、原則として、家畜の管理区域内に立ち入ってはならない。

⑤ 他の家畜(家禽)や野生動物に接触した者が、やむを得ず家畜の管理区域内に立ち入る場合は、交差汚染防止対策を講じなければならない。

2.海外渡航の自粛及び海外帰国時の対策

⑥ 家畜飼養者はHPAI(鳥インフルエンザ)、ASF(アフリカ豚熱)、口蹄疫等が発生している国及び地域へは渡航してはならない。
(アフリカ、ヨーロッパ全域、中東、ロシア、アジア全域、南北アメリカ 2022年7月26日現在 農林水産省動物検疫所データより)

⑦ やむを得ず海外渡航する場合は、渡航先の畜産関係施設や生鳥市場等に立ち寄らない。
⑧ また、野生動物や野生動物と接触している者と接触してはならない。
⑨ 帰国後は速やかに適切な消毒処理を行い、原則一週間は当該衛生管理区域を含め、あらゆる畜産関係施設に立ち寄ってはならない。

上記各事項は、HPA、ASF、口蹄疫等、既存の危険な病原体を家畜の飼養管理区域内に持ち込み感染拡大させないという事に加え、種の異なる家畜同士や家畜と野生動物の接触により、既存の動物由来ウイルスが突然変異を起こし、人間にも感染する可能性が否定できない新たな伝染病の発生を防止するための重要な防疫対策です。

コロナが世界中にパンデミックを巻き起こしているのと同様に、それとは全く別種の人間にも感染する動物由来の新型ウイルスが発生し感染拡大、つまりダブルパンデミックが起こるとしたら、、、。

 

 

理想郷のような動物たちとの暮らしなど、この現代社会においてあってはならないという悲しい現実を真摯に受け止め、自己満足ではなく毅然とした飼養ができる者以外が家畜と関わることはまさに人類の危機。
人間の都合による森林伐採、環境破壊により、棲み処を追われた野生動物が、里山で家畜と接触する状況は絶対に避けなければなりません。
里山は奥山を守る大事な場所、人間のエゴを満たす理想郷ではないのです。
良識の無い人間がむやみに立ち入り、危機感もなく安易に家畜を持ち込むことは、決して開けてはならない “パンドラの箱” と同じなのではないでしょうか。

「飼養衛生管理 ①」

2022/08/07 飼養管理

先日、「家畜保健衛生所」による立ち入り調査が行われました。
これは、未だ世界中で猛威を振るう鳥インフルエンザのみならず、今後いつ発生するか分からない新たなウイルスによる危険な伝染病への防疫対策として、粛々と20年以上継続されてきた行政との取り組みです。

 

 

飼養衛生管理区域を設定し部外者の立入りは厳しく管理。
各農場ごとに「飼養衛生管理マニュアル」の作成が義務付けられ、業務に従事する者全てがその内容を熟知しなければなりません。

 

昨今、「鶏を飼ったみたいのですが?」、「鶏を飼うのは難しいですか?」、「鶏の餌はどうしたらいいのでしょう?」などのお問い合わせがとても多く困惑しております。
「何故、鶏を飼いたいのですか?」と逆に尋ねてみると、みなさん「庭先や里山(移住して)で、色々な動物と暮らしながら、野菜なども栽培して暮らしたい。」とのこと。
実際、そのような生活を推進されている方の存在やメディア、映画などの影響もあるようで、現実との差異が凄すぎて言葉を失うこともしばしば、、、。

 

 

現代は、鶏だけではなく家畜全般、野生動物、人間においても様々なウイルス、細菌による危険な伝染病が蔓延するだけではなく、いつ新たな変異による未知の感染拡大が起こったとしても不思議ではありません。
安易で愚直な行動は、取り返しのつかない事態を招くことにつながります。

厳しく管理された「立入り禁止」ロープの向こうには、のびのびと暮らす鶏たちの楽園があります。

この時世で放し飼い養鶏を行うためには、理想などをはるかに超えた努力と行動、専門知識が必要となります。

それは、全ての家畜に関して同様に言えることであり、遊び半分で動物たちと接することは止めていただきたい。

次回からは、家畜を飼養するにあたって実際にやってはいけないことを具体的に論説していきます。

■「飼養衛生管理 ②」はこちらからご覧になれます。

■歩荷農場内の飼養衛生管理状況はこちらからご覧になれます。

「暑熱対策 2022」

2022/08/05 飼養管理

気温38℃。
体感では、ほぼ40℃といった猛暑の日々。

 

 

鶏の体温は41℃なので、いくら放し飼いと言えども発汗機能を持たない彼女たちにとっても辛い状況。

そこで、「暑熱対策」として急遽、鶏舎の屋根に散水パイプを設置しました。

 

 

屋根に水を流すことで、鶏舎内部の温度は3℃ほど低下します。
同時に、パドック側にも散水できるので、鶏たちは直接細霧を浴びることができます。

1号棟は雛導入準備中で空棟のため、とりあえずは2号棟(50M)と3号棟(50M)の屋根に設置完了。

 

 

さすがに、炎天下での100Mにおよぶ散水システム設置作業には命の危険を感じました。
温暖化による異常気象は、猛暑だけではなく豪雨という形でも私たちの暮らしに大きな被害をもたらしています。
すでに手遅れかもしれませんが、ウイルスの猛威も含め世界各国の偉そうな人たちに問いたい。

「己の私利私欲のために、まだ、これ以上地球を壊すつもりなのか?」と。

「唐辛子 Aug-2022」

2022/08/03

8月の「唐辛子」。
少しずつ実を付け始めました。

 

 

赤く色付く前の “青唐辛子”。
味噌や醤油などに漬け込むとお酒の “あて” には好適。

実は、「まいふぁーむ」の隠れた人気ものです。

「ガーリックブレード」

2022/08/01

とっても、小さな「ガーリックブレード」。

 

 

茎が乾いてから、叩いて編込み。
ホワイト六辺ではありません。

このためだけに作ってみた沖縄 “島ニンニク”。

来年は、本格的に作付けしますか?

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