自然卵「歩荷」は、遺伝子組み換えを行なっていないポストハーベスト無農薬の原料を厳選した
安全な自家配合飼料のみを使用し、特殊成分の添加や薬剤の投与は一切行っていません。
連日35℃越えという凄まじい暑さの中、歩荷農場の「ニワトリ」たちはどうしていると思いますか。
みな地面に穴を掘り、その中で横たわりながらお腹の辺りをを冷やしているんです。
鶏には汗腺がなく汗をかかないため、容易に体の熱を外へ蒸散させることができません。そのため鶏は通常、呼吸により熱を放出しようとして熱性の多呼吸状態(パンティング状態)に陥ります。パンティングによる過呼吸は、体液中の二酸化炭素を過剰に排出してしまうことから、体内の酸、塩基のバランスを崩すこととなり、最悪の場合は死に至ることも珍しくありません。(今年はすでに、数万羽規模の大きなケージ飼い養鶏場では、何百羽もの鶏たちが熱射死しているとのこと・・・。)
ところが、のびのびと自由に暮らしている歩荷農場の「ニワトリ」たちは、外気より少しでも温度の低い地面に体を密着させ、自らの力で熱を冷まそうとしているのです。その甲斐あってか、この暑さでも死亡する「ニワトリ」は、今のところ一羽もいません。
自然の中で、その恩恵を多大に受けながら、力強く生きる歩荷農場の「ニワトリ」たちの姿です。
彼女の名前は「さくら」と言います。歩荷農場のアイドル的存在、とても利口な鶏です。
彼女と初めて会ったのは4年前。生後100日ほどの雛が160羽もいる部屋の中で、いつも彼女だけが他の鶏たちと離れ、たった1羽だけで行動していました。茶色い羽の鶏たちの中で、彼女の羽の色だけがやけに白っぽく、まるで別の鶏種のように見えました。通常、彼女のように皆と異なった容姿をしている鶏は、周りの鶏たちに突かれたりしていじめられてしまうのですが、彼女の羽には傷一つありませんでした。
いつしか私たちは、彼女のために小屋を作り、群れから離してやりました。たちまち彼女は農場の人気者になり、自由気ままな暮らしを始めることになったのです。
〒495-0002 愛知県稲沢市祖父江町山崎上屋敷375-3 TEL/FAX 0587-97-7677
このホームページの内容および画像などの著作権はすべて歩荷に帰属します。無断転載、転用、引用は固く禁じます。