放し飼いの安全でおいしい卵、祖父江の平飼い自然卵「歩荷」。生産農家から産みたて自然卵を直送いたします。

養老山脈をかなたに望む祖父江の大地を元気に踏みしめ、光と風を感じて育った健康な鶏たちの自然卵です。

歩荷 祖父江の平飼い自然卵

電話番号0587-97-7677 (AM10:00~PM5:00 年中無休) ファックス番号0587-97-7677 (24時間受付中)

自然卵「歩荷」は、遺伝子組み換えを行なっていないポストハーベスト無農薬の原料を厳選した
安全な自家配合飼料のみを使用し、特殊成分の添加や薬剤の投与は一切行っていません。

「かけがいのない安心は、自由にのびのびと暮らしている鶏たちからのとても貴重な贈り物です。」
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■ 自然卵農家の農村ブログ 「歩荷の暮らし」 ■

「六次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画認定証交付式」

歩荷の「農家Café」プロジェクトが、本年8月に「六次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画」として国から認定されました。

 

 

昨日、稲沢市役所市長公室において行われた認定証交付式。

 

 

「独自の平飼い技術により生産した卵と親鶏肉を主食材として使用する農家レストランにおける料理の開発・提供事業」としての国家認定。

 

 

水と調味料を除いた食材全てにおいて、自家生産物及び稲沢市産生産物を5割以上使用しなければならないという厳しい既定の中での飲食展開となりますが、リアルな地産地消、更なる地域活性化の促進を実践。

 

 

小さな農でも、あらゆる可能性、魅力あるビジネス展開が実現できることを次世代に伝え、深刻な問題である耕作放棄地減少を目指し、当地稲沢から全国へ “アグリシティ・イナザワ” の先駆的取り組みをアピールできるよう尽力していく所存です。

「農家café プロジェクト⑧ 静寂240929」

静寂.。

 

 

今日、9月29日は休日なので大工さんはお休み。

着工直後は、作業の邪魔にならないようにとなるべく現場に行くことを遠慮しています。

 

 

上棟から、17日。

屋根の施行が終わっていました。

 

 

ちっちゃな、平屋の農家Café。

地域では初の取り組みです。

 

 

来春3月オープンを見越して、そろそろ本格的に野菜の栽培育苗計画を考えなければいけません。

「農家café プロジェクト⑦ 風景色々240912」

現場、風景色々。

 

 

やっぱり、現場の大工さんは、“カッコいい”。

 

 

屋根の上の風景。

 

 

どの業界でも、女性が活躍する時代。

 

 

とても素晴らしいと!

 

 

猛暑の中、お疲れさまでした。

引き続きよろしくお願いいたします。

「農家café プロジェクト⑥ 上棟式240912」

今日9月12日は、地域初の「農家レストラン」、“農家Café「ぼっか」”の上棟式。

 

 

午前7時45からの儀式、挨拶を終え、8時頃から作業開始。

12人の大工さんたちによって、瞬く間に多くの柱が立っていきます。

 

 

設計施行は株式会社エコ建築考房

 

 

森を守る “FSC認証建材” を使用した、今までに例のない「農家Café」。

 

 

建設地は、「歩荷」生産農場の田んぼを隔てた直ぐ北側。

 

 

上棟祝の豪華なお弁当は、「みのる」さん。

きっと、大工さんたちにもご満足いただけたと思います。

 

 

目指すのは、“環境と人に優しい” 住と食の融合。

 

 

夕刻には、予定通り屋根掛けまでの作業が無事終了。

来春3月オープンに向けて、本格的な建築工事の始まりです。

「農家café プロジェクト⑤ “農家レストラン”って?」

世の中には、“農家直送”とか “農家直営”、“自家栽培の食材使用”など様々な形態の農的飲食店が存在します。

しかしながら、それら多くの飲食店が「農家レストラン」という厳しい行政基準を満たしているとは限りません。

おそらく、そのほとんどは、「農家レストラン」と名乗っていても提携農家や自家栽培の食材を使用している、もしくは兼業農家が経営しているという「農食レストラン」、つまり食材にはこだわっているかもしれませんが、一般的な飲食店だと思われます。

 

 

では、「農家レストラン」って?

 

 

①地域で認められた専業農家( 農地所有適格法人※1)が地域の農地(耕作放棄地等)を利用して行う飲食店。

②水と調味料を除き、自家生産物、もしくは地域食材(稲沢市産)を材料の金額及び量的に50%以上使用した料理を提供すること。

③市街化調整地域における都市計画法において許認可されること。

④農業振興地域における農振法の除外もしくは用途区分変更において許認可されること。

⑤農地法5条転用において許認可されること。

⑥土地改良区及び地域用水事業所において承認を得られること。

⑦地域住民、隣接土地所有者の承認を得られること。

以上の条件を全て満たすことができる飲食店のみが「農家レストラン」として、農地においてその営業を認められます。

なお、保険所及び消防法の許可は、一般飲食店でも同様ですので特記条件には記載しません。

※1農地を所有できる法人。旧「農業生産法人」のこと。

 

 

約2年に亘る行政、関係機関との上記項目の協議結果、ようやく地域初の「農家レストラン」、“農家Café「ぼっか」”の着工が始まりました。

事業地2,700㎡の農地の内、1,700㎡を農地転用し建築施設及び駐車場として使用します。

残りの1,000㎡は農地として耕し、“農家Café「ぼっか」”で料理として提供する野菜栽培を行います。

 

 

現場では、エコ建築考房による基礎工事、整地工事が順調に進んでいます。

本事業は、地産地消法における国の6次産業化「総合化事業計画」の認定(10月初旬、稲沢市役所にて認定授与式を予定。) も取得しておりますので、エコ建築考房の森を守る “FSC認証建材” の詳細も合わせ順次ゆっくりと丁寧にお伝えしていきます。

「農家café プロジェクト④ 記念植樹」

前回情報公開を行いましたので、今後はタイトルを「農家café プロジェクト」といたします。

さて、歩荷の本プロジェクトは、以前より、近隣集落でも噂になっていたことから、20年前の農場開業当初から応援して下さっているご近所のおばあちゃんから、果樹のプレゼントをいただきました。

 

 

20年前は、お元気だったおばあちゃんも、最近では歩くことも苦痛のようで、よたよたとゆっくりした足取りで農場にお越しになり、「いつお店できるの?。」、「私しゃ、死んでまうかもしれん。」と・・・。

当初は、本年12月の開業予定でしたが、行政関連とは何かと紛糾する状況が多かった案件でしたので、やはり3ヵ月程遅れの来春3月オープンとなってしまいました。

 

 

心苦しい思いで、その状況を伝えると「来年まで生きとる自信がないんで、果樹の苗木を贈るから、私だと思って大事にしてちょうな。」

その後、金柑、不知火、レモン、ザクロの4本の苗木が歩荷に届きました。

 

 

5月頃の出来事でしたので、とりあえず農場内の敷地に仮植えし、土地の契約締結を待って、7月上旬に事業地南側の作物栽培(農地)エリアに記念植樹しました。

「おばあちゃんは、開業まできっと大丈夫。」

既に基礎工事は順調に進み、9月中旬に上棟式を予定しています。

 

 

オープンしたら、必ず一番先にお家まで迎えに行くんで、絶対に元気でいて下さいね。

4本の果樹も一生懸命、大事に育てて行きます。

地元のみなさんに支えていただきながら、平飼い養鶏場を開業した時の色々な出来事、思いが頭の中を迷走しました。

本当に “しんどい” 2年間でしたが、様々な思いを胸に「農家café プロジェクト」、必ず成し遂げます。

「新規プロジェクト③ 事業内容公開」

「歩荷」の新規プロジェクト、事業内容を公開します。

「6次産業化・地産地消法」に基づき、2013年に制定されたにもかかわらず、県内では2018年以降実行されていない「農林漁業者等が自らの生産に係る農林水産物の農林漁業家レストランでの提供を推進する」という埋もれた日本再興戦略、すなわち「国家戦略特別区域法」の規定に従い 「農業者が自己の生産する農畜産物や農業振興地域内で生産される農畜産物を主たる材料(50%以上)として調理し提供する場合は、”農家レストラン”を農用地区域内に設置することを可能とする。」 旨の「愛知県国家戦略特別区域計画」制度を復興させ、自然養鶏「歩荷」の新規6次産業化プロジェクトとして、”農家レストラン”に位置付けられる「農家café」の実現を目指すというものです。

 

 

構想3年、「例がない、例がない、例がない。」と言われ続け、現存する地産地消法を頼りに埋もれた「国家戦略特別区域法」を発掘、実現するために行政と協議すること約1年6ヵ月。

ようやく、本年4月末に農振法、農地法、都市計画法の許認可を取得。

ついに、99%不可能と言われていた土地改良、農業用水も関わる、稲沢市農業振興地域内における農地、通称第一種青地のど真ん中で農地転用を行い、農家にしかできない新規プロジェクト始動への扉を開くことができました。

 

 

平飼い自然養鶏「歩荷」の滋味溢れる“卵と親鶏肉”、自家栽培で育てた“自然派野菜”の『素朴で優しい美味しさ』を生産地で直接感じ味わっていただきたいという思いから、生産農家でしかできない素材本来の持ち味を活かした食を提供する「農家café」を来春3月に開業する予定です。

地域では初となる「農家café」プロジェクトによる“安全な食”及び“魅力ある農”の情報発信、啓発活動は、更なる地域活性化、地産地消の推進を可能にすると同時にアグリビジネスのあらゆる可能性を具体化できるものと考えます。

 

 

また、カフェの建設においては設計、施工全てを「エコ建築考房(一宮市九品町)」と連携、 FSC認証材(※1)を使用した空間作りを行い、FSCjapan(※2)、WWFjapan(※3)との協力体制の下、食と住の面から[身体と心に優しい暮らし]、[環境保全]、[生物多様性]などの現代社会が抱える問題に 『小さな“農”』の可能性を信じ積極的に向き合っていく所存です。

そして、総面積2,700㎡の広大な農地で、農のみならず、衣食住すなわち人々の暮らしにおける未来へのあるべき姿、可能性を最大限に具現化します。

※1 適切に管理された森林資源を使用している認証材。

※2 特定非営利活動法人日本森林管理協議会 

※3 公益財団法人世界自然保護基金ジャパン 

「新規プロジェクト② 事業ポリシー」

歩荷の「新規プロジェクト」、既に着工は始まっています。

 

 

先ずは、隣地境界へのブロック積み。

 

 

今週から、地盤改良、基礎工事の準備と仮設電源の引き込みが始まる予定です。

 

 

農地部分は、しばらくの間、自らでひたすら草刈りの繰り返し。

 

 

■ 「歩荷」の基本的な事業ポリシー。

①一企業の新規事業においては、クラウドファンディングや寄付、協賛の勧誘及びお願い(依頼)は一切行わない。

新規事業には、多かれ少なかれ必ずリスクが存在します。

したがって、「歩荷」は、自らの事業、夢のために、日頃より弊社を応援、支援していただいている方々に金銭的な援助や負担をお願いするなどという無責任で甘えた行為は絶対にいたしません。

②国の大型補助金も一切使用しない。

補助金を申請することにより、様々な規制や理不尽な要求を強要され、事業完了後も監査対象として国家の管理下に置かれることで、実現したいと構想していた事業を規制され、結果、計画通りに事業を実行できず失敗するリスクが懸念されます。

(例:建築会社の競争入札等により、安価を良しとすることでのイメージダウン等。)

③事業費用は、確たる事業計画作成により、正規の金融機関による審査を経た融資にて調達する。

金融機関の審査は、詳細な事業計画及び収支計画によって判断されるため、成功率の高い事業を実現できる可能性が高いと考えられます。

また、仮に失敗した場合でも、あくまで自己責任であり、応援、支援していただいている方々に、たとえ少額であったとしても金銭的迷惑をかけることはありません。

クラウドファンディングや寄付、協賛は、あくまで公的資産の保全やリスクを伴わない小規模イベントの価値判断等においてのみ効果的に利用され、その意義を充分に発揮できるものであると考えます。

「新規プロジェクト① Jul-2024」

「新規プロジェクト」事業地概要。

耕作栽培、菜園農地面積 1,163㎡。

 

 

農地転用、施設及び駐車場用地面積 1,562㎡。

合わせて、事業用地総面積は 2,725㎡。

施設用地は、“くす” の大木北側です。

 

 

施設建設用地の2度目の地盤調査。

スウェーデンのサウンディングという方式。

「新規プロジェクトのお知らせ Jun-2024」

平飼い自然卵「歩荷」、開業21年目。

来春、令和7年3月からの実施を目途に新規プロジェクト始動します。

 

 

構想3年、準備期間2年、ようやく7月着工の目途が立ちました。

事業開始までは、あと8ヵ月程かかる見込みです。

 

 

当地では、ご覧のように、老齢化、後継者不在で放置された耕作放棄地が多く存在し、森林化している例も少なくありません。

現場は、伐採費用も高額になってしまうため60年間手付かずのままになっていたツバキ畑。

農地転用は多くの法律の壁が存在することから、とても狭き門なのですが、写真は昨年8月に意を決し行政許可が不透明の状況で事業計画地の伐採作業を実行した時の様子です。

 

 

「例がない、例がない、例がない。」と言われ続け、現存する地産地消法を根底に行政と協議すること約1年6ヵ月。

本年4月末に農振法、農地法、都市計画法の許認可を取得。

ついに、99%不可能と言われていた土地改良、農業用水も関わる、稲沢市農業振興地域内における農地、通称第一種青地のど真ん中で農地転用を行い、農家にしかできない新規事業始動への扉を開くことができました。

 

 

5月には、地権者さんとの所有権譲渡の手続きも無事完了。

いよいよ、総面積2,700㎡の広大な農地で、農のみならず、衣食住すなわち人々の暮らしにおける未来へのあるべき姿、可能性を最大限に具現化します。

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