放し飼いの安全でおいしい卵、祖父江の平飼い自然卵「歩荷」。生産農家から産みたて自然卵を直送いたします。

養老山脈をかなたに望む祖父江の大地を元気に踏みしめ、光と風を感じて育った健康な鶏たちの自然卵です。

歩荷 祖父江の平飼い自然卵

電話番号0587-97-7677 (AM10:00~PM5:00 年中無休) ファックス番号0587-97-7677 (24時間受付中)

自然卵「歩荷」は、遺伝子組み換えを行なっていないポストハーベスト無農薬の原料を厳選した
安全な自家配合飼料のみを使用し、特殊成分の添加や薬剤の投与は一切行っていません。

「かけがいのない安心は、自由にのびのびと暮らしている鶏たちからのとても貴重な贈り物です。」
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■ 自然卵農家の農村ブログ 「歩荷の暮らし」 ■

「有精卵の危険性 緊急告知 Aug-2024」

2024/08/10 考[畜産]

連日の猛暑と豪雨で、畜産のみならず農家の被害は更に拡大しています。

あれこれと議論している状況ではないので、鶏卵についてのみの警告です。

「有精卵」をアピールして販売している小売店、飲食店はあまりにも無知であり、食卵としての不具合、危険性が否定できないことから消費者の方々には、そのイメージに騙されることなく自ら学び、注意していただきたいという強い思いで緊急告知いたします。

 

 

①38~40℃という温度(気温)下において「有精卵」は、既に胚が発生しているため生命体として成長していくための細胞分裂を始めています。

37.5℃で21日間温めると孵化(雛が誕生)することになりますので、白身、黄身共に栄養となるための液化が始まり血管が出現します。

(この状況で、通常の卵のように白身に張りがあり、卵黄膜も崩れていない場合は、受精に失敗した無精卵です。)

②「有精卵」では、20℃以上で細胞が活性化するため、1520(湿度60%)という条件下であれば2週間ほど保管(貯卵)できますが、それ以上の日数が経ってしまった場合は発生した胚は死亡していますので、死亡した卵を食さないためには産卵日の特定が重要となります。

③鶏卵は通常鮮度維持のため、冷蔵10℃以下で保存すべき食品ですので、「有精卵」を冷蔵保存した場合、生命体として既に死亡した卵つまり死体を食べることになります。

 

 

昨今の気温は、38℃を超える日々が続いており、とても「有精卵」を正常な状態で食すことが可能な状況とは考えることができませんので、食の安全を提唱する立場の者としては敢えて苦言を記載する次第であります。

当農場は申し訳ありませんが、現在、ご注文から10日程お待ちいただいている状況ですので、この投稿は決して営業及び他者批判を目的としておりませんことご理解、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

なお、「有精卵」に関しての当農場における詳しい見解は下記からご覧いただけます。

「有精卵に関しての見解①」

「有精卵に関しての見解②」

「有精卵に関しての見解③」

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