放し飼いの安全でおいしい卵、祖父江の平飼い自然卵「歩荷」。生産農家から産みたて自然卵を直送いたします。

養老山脈をかなたに望む祖父江の大地を元気に踏みしめ、光と風を感じて育った健康な鶏たちの自然卵です。

歩荷 祖父江の平飼い自然卵

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自然卵「歩荷」は、遺伝子組み換えを行なっていないポストハーベスト無農薬の原料を厳選した
安全な自家配合飼料のみを使用し、特殊成分の添加や薬剤の投与は一切行っていません。

「かけがいのない安心は、自由にのびのびと暮らしている鶏たちからのとても貴重な贈り物です。」
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「有精卵に関しての見解 ②」

2021/08/12 考[畜産]

今回は、「鶏卵の発生と孵化」についての詳細から、生命体としての「有精卵」が食卵として不適であるという驚愕すべき事実を考察していきます。

 

 

オスとメスが交尾を行って産まれた「有精卵」は、見た目は卵であっても既に胚が【発生】しているため生命体として成長していくための細胞分裂を始めています。
したがって、37.5℃で21日間温めると【孵化(雛が誕生)】することとなります。

「有精卵」では、20℃以上で細胞が活性化するため、1520(湿度60%)という条件下であれば2週間ほど保管(貯卵)できますが、それ以上の日数が経ってしまった場合は【発生】した胚は死亡してしまいます。

 

 

卵は通常鮮度維持のため、冷蔵10℃以下で保存すべき食品ですので、「有精卵」を冷蔵保存した場合、生命体として死亡した卵つまり死体を食べることになります。

仮に、食卵の保管温度として不適ではありますが20℃で保管した場合でも、「有精卵」の寿命は2週間ですし、それ以上の温度で保管した場合でも37.5℃で21日間温め雛として【孵化】させない限りは死亡することとなります。

 

 

したがって、「有精卵」を食品として位置付けた場合、冷蔵保存もしくは孵化に適さない温度や条件下で生命体として既に死亡しているか、【孵化】状態に移行し胚の成長とともに卵白、卵黄がともに崩れ、血管が出現してしまったようなもはや卵とは言い難い雛の原型を食す可能性が極めて高いと考えざるを得ず、とても食卵に適しているとは思えません。

 

 

有精卵と無精卵は栄養学上有為差がないと言われていますので、以上の見解を考慮して歩荷農場ではオスは入れずに「有精卵」は生産しないことにしています。

 

なお、上記見解は、あくまで私たち「歩荷農場」の考えであり、物事の善し悪しを論じているわけではないことをご理解いただきますようお願いいたします。

■「有精卵に関する見解③」はこちらからご覧になれます。

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